2015/02/20

Janglish









My previous motive to learn English was to enjoy movies in English without subtitles. Though I still cannot easily watch movies w/o subtitles, many movies, novels, and musics give a lot of enjoyment through English. There are couple of podcast I often hear, such as CNN student news, BBC Learning English.
Some experiences of TOEIC and TOEFL also increased my interest to English.

On one hand I joined international research group and talked with international students. I became more interested in talking with those who can speak in English.
Volunteer experience regarding international students gave me new view of college life. These days I believe most benefit we have through English is to communicate with people.

When there are Japanese who live in Japan and English who live in English, they must have very different standpoint. The more I talk in English, the more I rediscover Japanese. To communicate with each other in different cultures brings me interest to both of cultures. I also take care of the content I talk because I cannot talk things in Engligh I know little about in Japanese. It's not easy to change our property by changeing language.

I'm willing to improve my Janglish (Japanese-English). From listening and reading to speaking and writing. To communicate with and to be exposed to cultures through English will give me a lot of fun.

2015/02/12

源氏香
















先日,斉藤隆の「古典力」に源氏物語の記述をみつけた.
源氏は若菜から読めばよい,という評論家の言の引用.
興隆を極めた源氏が,斜陽に向かっていくところ.
人間関係の機微が,もっともよく表れているそうな.

あさきゆめみしを読んだだけでは,和歌を含め十分に理解はできない.
まず現代語訳,次に原文と順に触れることができたら,興味を深められそう.

1000年前に書かれた最初の小説にして,最高の小説とはよく言い表したもので,
小説のみならず絵巻や芸術へと与えた影響は計り知れない.
そのうちで特に興味をそそられるのが源氏香.

香りを嗅ぎ当てる遊びで,5回香りを聞いた後にどれとどれが同じ香りか,
もしくは違うのかを縦線と横線で表す.
この組み合わせは52通りあって,異なる記号が現れる.
54巻ある源氏物語の最初と最後,桐壷と夢浮橋を除いた52帖に
それぞれ記号を対応させ,答えは巻名で答える.
あわれや風流といった言葉がこれ以上当てはまる遊びを初めて知った思いがする.

未だこの遊びをしたことはないけれど,
52通りある記号をあしらった手ぬぐいを最近手にいれた.
記号自体の美しさを楽しみつつ,もし巻名と話の内容を対応させて理解できていたら,この手ぬぐいから,どれだけ多くを想い起こすことができるだろうと考える.

ふと,52通りの組み合わせを計算で確かめてみたくなった.
高校のとき以来であるコンビネーション,記憶をたどりながら計算してみた.
当時の人がコンビネーションをたしなんでいたとは思わないから,
書き出して数えていたのだろうか.
それにしても,52を源氏物語と組み合わせるという発想,
非常な美的感覚の持ち主に違いないと思う.

まんがの「あさきゆめみし」はひらがなを並べ替えたいろは歌の一説.

いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす

源氏物語,あさきゆめみし,大変な傑作に居並ぶ面白さが,源氏香にはある.

2015/02/07

大相撲

















相撲が好きなのは,きっと祖父がよく観ていたから.
わかりやすいルール,すぐにつく決着,
体格だけでは分からない勝負が面白かった.

子ども心に,楽しくみることができていた.
いつも夕方に放送されるから,
もうすぐご飯という気持ちも手伝っていたかもしれない.

一度は観に行こう,と思って,先日両国国技館を訪れた.
桟敷席はハードルも高く,遠くからの観戦.
力士の方々の体には,明らかな強さがみてとれた.
テレビに映るような幕内力士のそれは,
彼らより下位の力士と見比べると明瞭に違いを感じる.
もし一人の力士が成長していく姿を見ることができれば,
大変な感慨がありそうだと想像する.

一昔前の相撲を題材とした映画として,黒澤明の土俵祭がある.
国技館ほど大きな会場でないところへ人が詰め掛け,真剣な勝負が行われる.
きわどいときに勝敗をつけない預りや,賄賂を持ちかける場面もあった.
今の相撲界に八百長がはびこっていないのを願うのと同時に,
主人公のような,強い日本人力士の誕生を望みたくなった.

国技館で幕内力士の対戦中に食べたお弁当が転じて,
現在の幕内弁当という呼称が広まったらしい.
相撲の魅力は,明快な対戦と同じくらい,仕切りの時間にあるのだと感じている.
気持ちを高め,身を清める所作は伝統的な神事にふさわしい.
ひきつけられる対戦に引き締まった仕切り.
桟敷席のような近くで,弁当をつまみながら応援すれば,
おいしさも楽しさも倍増しそう.

ここにビールがついたらそれはもう...!
という風に,祖父があれだけ好んでいた理由を身に理解できたと思う.
東北で大相撲の通常開催がないことは残念だけれど,
しばらくはテレビのこちらから,たまには直に観ながら,楽しみたい.

2015/02/04

The Sound of Music















ミュージカルの名作,The Sound of Musicについて.
初めて見たミュージカル作品で,一番繰り返しみた作品でもある.

VHSのころから母がよく見ていて,すり切れるほど繰り返していた。
思い出深いのは,マリアとトラップ大佐が踊った後,子供の一人が
「お顔が赤いわ」とマリアに向かって話すシーン.

密かに慕う気持ちを,見抜いているかのような鋭い一言.
小学生だった私にも,どこか恥ずかしいような,はにかむような気持ちが理解できた.

久しぶりに再見してみて,英語音声でも聴いてみた.
さっきの一言は,Your face is all red.
真っ赤な顔が想像できる,英語らしい面白い表現.
「青い顔」には,greenを使うみたい.

もう一つ好きなシーンは,マリアが自分を奮い立たせて
「I have confidence in me」を歌うところ.
自信を失いがちなときに,この歌には勇気付けられる.
クライマックスの歌詞は,
confidence in confidence alone
この言葉遊び,何にでも自信をもっていいんだ,という意味に私はとらえてる.

こちらの日本語字幕は,「この自信だけが私の持ち物」
さすがにこなれた訳.
自信だけが持ち物でも構わない.その姿勢が,トラップ大佐の心を溶かしていく.

「My favorite things」も含め,どれも口ずさみたくなる曲ばかり.
今でも,ロケ地でツアーが行われているというから大したもの.

ドレミの歌が歌われたあの山,景色はぜひ観に行きたい.
たくさんのミュージカル作品にも目を開かせてくれたこの作品は,私の大好きなひとつ.