R備忘録

R言語は統計解析に適したプログラミング言語で,パソコンの環境を問わず全て無償で利用可能です.研究データを簡単に読み込むことができ,グラフ化にも適しています.RStudioという統合環境を用いることで,より快適にR言語を使用できます.

なお,RのインストールやR言語の使用方法はWebで検索するとたくさん見つかります.特にR-tipsというサイトはまとまっていて便利です.

私は多変量解析(因子分析や判別分析など)や周波数解析にRソフトを用いる他,論文用の図もRソフト上で描画するようにしています.以下,便利なRパッケージや作図関数を紹介します.

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Rパッケージ

  • 'rioja' - 微化石の変換関数法を実行することができます.
  • 'biwavelet' - 時系列データの周波数解析を実行できます.
  • 'astrochron' - 

作図関数

  • 高水準作図関数と低水準作図関数が存在します.高水準は折れ線や散布図などグラフの種類を選ぶイメージで,低水準はグラフの細かい調整を行うイメージです.低水準のオプションを駆使することで目的に合った図を作ることができます.
  • 先にスクリプト例と図を示します.こんな図が書けます.
  • いくつ図を作りたいか?作図領域の分割
    par(mfcol=c(1,5)) #行方向に領域を5分割
    par(mfrow=c(2,3)) #行方向に領域を2×3分割
  • 次に余白の調整
    par(oma = c(0, 0, 0, 0)) #全体の余白
    par(mar=c(3, 3, 2, 5)) #各領域間の余白,軸の有無によって調整
    par(mgp=c(2, 0.7, 0)) #基本は調整不要
  • 高水準で軸を書かない
  • plot(y$LRB, y$LRB2,type="n",xlim=c(0,b),ylim=c(ci,cm),ann=F,axes=F) #ann=F, axes=Fオプションで全ての軸と枠を描画しない.
    axis(2,yaxp=c(-10, 12, 22),labels=F,tcl=-0.25,pos=0) #posで軸位置を固定
    mtext(expression(paste(Delta,"Age"[dust-delta^{18}][O]," (kyr)")),side = 2, line = 0.5,cex=1) #軸ラベルを指定
    mtext(expression(paste(Delta,"Age"[dust-delta^{18}][O]," (kyr)")),side = 2, line = 0.5,cex=1) #軸ラベルにギリシャ文字や上付き・下付きを含む場合
  • par(new=T)



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