「できる人は手帳を使っている.」とはよく目に入る言葉.週間・月間・年間のページから予定を把握し,過去の反省を未来に活かせるならば,誰もが「できる人」になれるに違いない.
私も”時間を管理しよう!”という意気込みで手帳を買うまでは良いものの,およそ半年経つと,ただのメモ帳になってしまう.スマホやパソコンに入力する情報が増える今日,手帳との使い分けは工夫が求められる.
手帳の活用法として私が実践するのは,二時間を一単位として,週末に来週の予定を記入する方式(坪田一男:理系のための研究生活ガイド).一週間毎に達成率をチェックすれば,予定を減らしたり,増やしたりできる.
メモ帳としての活用であれば,日々の着想を手帳に書き留め,後でまとめてPCに入力する.スペースを自由に使える手書きのメリットと,パソコンの検索性を考えると,二度手間の価値はあると感じている.
あとは手帳を選ぶだけ.これまで印象に残っているのは,次の3つ.まずは「ほぼ日手帳」,どのページにも,ひらめきの素になるような言葉が綴られている.デザインを選ぶのも楽しい.続いて「モレスキン手帳」,紙質すばらしく,様々書き留めたくなる.
そして「朝活手帳」,スケジュール欄が朝の4時~9時に限られている.そもそも早起きできず,途中で断念.しかし朝起きることのメリット,可能性は十分認識できた.今は7時起きだけれど,なんとか6時を目指したいところ.
試行錯誤の中で,私の好みとしては,時間目盛りが縦のバーチカル手帳.時間のイメージとして,横よりも縦に流れる感覚がある.2017年の手帳は,シンプルな無地の表紙.日々の積み重ねを,よい一年につなげていく.
スマホの手帳機能で,十分代用できると考えたこともあった.しかし,紙の手帳が有する”偶然性”は捨てがたい.パラパラと手帳をめくるだけで,思いがけずアイデアが浮かぶことがある.デジタルにもアナログにも偏向せず,「できる人」への道のりは続く.
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